露天風呂から二日目


続き。

天狗岳から本沢温泉への下りはかなり堪えた。地図のコースタイムでは50分とあるが、もろもろの事情で本沢温泉には16時近くに着いたので1時間半程歩いたことになる。
二日間の行程で一番つらかった。
天狗岳を下りきったとこから細く分岐する斜面を下るのだが、前日の雨の影響か道はもろいうえに結構細い。
歩き始めて5分くらいか、3mほど滑落してしまった。滑落と言うほど大げさなものではないが、登山道に飛び出ている木を避けて進もうと左足を斜面に生える雑草に置いた瞬間「ヤバイ!!」と分かったがすでに遅く草の根ごと崩れそのまま斜面を滑り落ちた。
細い道だから足の置き場には注意したつもりだったがやってしまった。切ない気持ちになったのは言うまでもない、、、、あ、スパッツも破けてるorz
さらに白樺の倒木にザックのサイドポケットがひっかかり破けてしまった。
もう気持ちは萎え萎えで早く着きたい、休みたい一身で歩いた。
なのでテン場でBivyを張って落ち着くまで写真も撮っていない。ブログを書いている今になって落ちた場所やザックの写真くらい撮っとけばよかったのにと後悔。ブログを書く人としてまだまだ勉強せねば。

15:50 本沢温泉着

まず受付をし、コーラとどぶろくをゲットしテン場に向かう。
あ~やっぱり連休だ。すでに12~3張りほど張っている。もちろんいい場所は取られている。いつも思うのだけど、最初に張る人は端から詰めて欲しい。真ん中に5人用くらいのでかいのを張られると狭いテン場では張る場所に困る。
ここのテン場は段々に3つに別れているのだが下の広いとこはもう埋まってる。一番上は若い男女が一張りだがすでに宴会を始めているので行く気はない。つーかそこに一人で行く勇気はない。
で、真ん中に行くも余ったスペースは微妙だ。
Bivyでよかった。奥の狭いスペースに潜り込めた。
今日のテン場は、なんだか5~6人のパーティーが多いな。隣は6人のおばちゃんパーティー、斜め前も5人のパーティーだし。一人は僕と下にいるお兄さんくらいらしい。わいわいにぎやかだ。

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グランドシートはこれ
まず、大きな石を持ってきてドカッと置いて居場所にしてコーラで疲れを吹き飛ばした。恥ずかしながら最近になってやっと炭酸が飲めるようになったのでコーラがお気に入り。ここにもあってよかったw

SPOTLIGHT BIVYは頭と足元に空間ができるように張れるので、雨が降っても単純な袋型Bivyと違ってBivyと体との間に隙間ができ、体を冷やさない。
とりあえずBivyに入りごろごろしながら小説を読んだ。
宿泊まりの人達もテン場の人達も露天、露天と言っていたので混んでるのはいやなので今夜は露天には行かない。体の落書きはいい顔されないのでできるだけ混雑時は避けたいし。自分が好きでやっているので仕方ないし、人に迷惑?気を使われるのも面倒だ。
ごろごろしている間に少し寝たようだ。お腹もすいたので夕飯にする。
今回のストーブは最近のお気に入りEsbit Titanium Stoveに針金でくるくる巻いたカーボンフェルトをセットしたやつ。
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なんかピンボケしてるけど、、、。

この大きさのカーボンフェルトで約10ccほどのアルコールしか吸収しない。残念ながら400ccは沸かせないので200cc沸かし、少し注ぎ足して100ccの湯を沸かす。まぁα米を戻す間に100ccは沸くから2回の湯沸しも面倒ではない。
今宵のメニューは家で仕込んできたチーズカレーとあさげのみそ汁。カレーはジップロックに大豆ミート、干しえび、塩、胡椒、顆粒コンソメ、粉チーズをあらかじめ混ぜてきた。チーズは目分量だがもう少し多くてもよさそう。チーズカレーはうまい。次回からの山行にも持参しよう。

お腹も一杯になったところで手が出るのはどぶろくしかない。なかなか濃厚で酒呑みではない僕でもうなるほどうまい。ぷふぁ~といい気分だ。
そういえばBivyな僕は当たり前だが、他のテントグループはテントの中で食事をしている。当然バーナーもテントの中で使っているようだけど色々と気にならないのだろうか。

酒も飲み終わってまぶたも重くなったのでBivyにもぐりこみ、キルトを被って寝た。キルトは入ってたくしあげたらお仕舞いなので楽チンだ。やっぱりダウンのキルトも欲しいな。ボーナスあたりでオーダーしよう。
今夜の天気は曇り、降水確率も40%くらいで少し湿っぽい。化繊のキルトにして良かった。結露も予想されたので少しくらい濡れてもきにしなくて良い。
23時、1時に目が覚めた。そこそこ風が出てきている。Bivyは締め切らずネット全開で寝ていたのに膝から下は結露でびっしょりだった。膝から上は冷えて冷たいがサラッと乾いている。やっぱり結露したか。ん~足元の結露対策は何かいい手はないものだろうか。
23時9℃、1時6℃だった。
次起きたら露天風呂に行こう。
で起きたら4時半くらい。
さっさと起きて首にタオルを巻いてまだ暗い道をヘッドライトで照らして露天へ向かった。
ラッキー!誰もいない!寒いので服をさっと脱いで硫黄が濃い湯船に浸かった。気持ち~~いの一言だ。
のんびり浸かっていると夜が明け日の出を見ながら至福の時を過ごした。
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最後まで日の出を見ようと思ったが次の人が下ってくるのが見えたのであがった。少し入りすぎたかちょっとのぼせた。
テン場への戻り道おじさん5人が露天へ向かって行った。早めにいっといて良かった。数分遅れで僕と同じ年くらいの女の子が2人登ってきたので「露天?」と聞くとそうです!と言うので「おじさん5人組みが今向かったよ。」と言うと「え~~!!どうしよう~」と顔を見合わせて残念がってたが「一応水着を着ているから行ってみます。」と言う。ちっ!おっさん達がうらやましいぜwww

戻って奥様が仕込んでくれた朝食を食べ(またα米の混ぜご飯だけど)濃い目のコーヒーを体に補充して6:10硫黄岳に向かった。
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硫黄への登り中、東西天狗岳に日が挿した。こうゆうきれいな景色を見れると山を登って良かったと思える瞬間だと思う。

7:15 硫黄岳着
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着いて広い頂上をうろうろしていると陽気なおじさんが、「兄ちゃん登頂写真撮ってやるよ。」と言うのでお願いした。このおじさん4時過ぎに赤岳鉱泉を出てずっとここにいるらしい。他の人にも声を掛けていたが何者なんだろう。
横岳に向かう途中2人組みの山ガールに声を掛けられた。ザックとサコッシュが気になったようで、うれしいことにザックがかわいいと言ってくれた。どこのザックですか?と言うので自分で作ったことを言うと驚いていた。へへ~ん!ちょっと自慢気になったのは言う間でもない。ここで「ブログやってるのでよかったら見てください」の一言でも言えたらよかったのだが、、、。また反省。
さすが八ヶ岳、赤岳方面に進むにつれ山ガールも増える。なんで奥多摩にはいないんだろうwちなみに前述の彼女たちは名古屋からだそうだ。
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8:10 横岳着
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赤岳天望荘で休憩後赤岳に向かうも、、、、、
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この人の数。頂上待ちの人達がまだ後ろに列を作っていた。
さすが八ヶ岳主峰。
もちろんこうゆうのは嫌いなのでこの写真で良しとしてさっさと通りすぎた。
本当はキレット小屋、権現方面に抜けてもう一泊する予定だったが人の多さに萎えて阿弥陀岳経由で美濃戸に降りようとするも阿弥陀岳の登山道は7月の富士山並みの行列が、、、。なんで阿弥陀岳が?

あ~、あれはいかん。もう帰りたい。つーことで行者小屋から美濃戸へおりバスで茅野駅にむかった。
結構ハイペースで歩いたので赤岳以降、写真を撮るのを忘れていた。これまた反省。要所要所で撮るくせをつけないと。美濃戸口には12:00前くらいに着いた。
行者小屋も人であふれるくらいの混雑ぶりでとても賑やかだったな。

今回の功労者たち

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ザックも、杖も、靴も、足もお疲れさん。
もちろん帰りは茅野駅で日本酒を調達して移動居酒屋あずさ号で帰ってきました。
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by ishizucca | 2010-09-25 02:08 | HIKE
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